ヤクルトの村上宗隆選手が王貞治さんと並ぶホームラン55号を達成され、プロ野球界が盛り上がっていますね。
快進撃が止まらない村上宗隆選手ですが、ファンやメディアの間で『村神様』と呼ばれているようです。
村神様と呼ばれるほどの実力をお持ちという事ですが、具体的にはどれほどすごい選手なのか気になります。
すごいのはどうやら成績だけではないようですよ。
今回は、『村神様』の由来・意味・語源などを徹底調査してみました!
村上宗隆が『村神様』と呼ばれる理由は?由来・意味は?
『村神様』
というのは文字通り、「村上」の「上」の文字を「神」に変えているわけですね。
村上宗隆選手のことを「神様!」と言ってしまうくらい、凄まじい勢いのあるプレーと実績が理由の一つであることは間違いないです!
「神」といえば、元広島東洋カープの鈴木誠也選手の『神ってる』を彷彿とさせますね。
鈴木誠也選手の時は、神がかったプレーと実績からその言葉が流行りましたが、村上宗隆選手の「村神様」もまさにそれと同じでしょう。
ちょうど名前の「上」の字の読みが「神」と一緒だったために、漢字をもじって『村神様』になったのだと思います。
まぁとにかく「すごい!!」ということです(笑)
では、その『村神様』のプレーと成績をご紹介します。
まず、主な成績はこちらです。
- 通算100本塁打&シーズン100打点のNPB史上最年少記録(21歳7か月)
- セ・リーグMVP受賞最年少記録(21歳)
- シーズン40本塁打の最年少記録(22歳6か月)
- シーズン50本塁打の最年少記録(22歳7か月)
- NPB史上初となる5打席連続本塁打記録
- プロ野球最多タイのシーズン55号本塁打記録
最年少記録
が多々あります!
2022年現在、村上宗隆選手は高卒5年目で、人生経験もプロ野球経験もまだ浅いです。
それにも関わらず、数々の記録をことごとく更新していく良い意味で “バケモノ” 的な選手なんですね。
プロ野球解説者の若松氏が、村上宗隆選手の強みについてこのようにコメントされています。
「追い込まれているんだけど、四球を取ったりして塁に出ている。追い込まれてからが強い。それが強み」
引用元:https://baseballking.jp/ns/187978
追い込まれてからの「選球眼」が鋭いので、村上宗隆選手は投手が嫌がる選手なのだそう。
投手を嫌がらせるほどの実力ってすごいですよね。
さらに、村上宗隆選手の強みの一つとして、体とは逆方向に強い打球を飛ばせることが挙げられます。
村上宗隆選手は左打ちなので、逆方向というのは左方向のことを指します。
逆方向に打つには技術を要するため、飛距離がなかなか出なかったりするのですが、村神様はこれができるんです。
実際にプロ2年目で新人王を獲得した時のホームラン数は36本でしたが、なんとこの半分が逆方向に飛ばしたものだったそうです。すごい!
全方向に飛ばせる力とスキルがあるからこそ、この成績に繋がったのですね。
村上宗隆選手が村神様と呼ばれる理由は、成績意外にもあるようです。
村神様・村上宗隆は人格者!?人柄やコメントが謙虚…!
村上宗隆選手は「人格者」ということでもファンの間で話題となっています。
人格者とは優れた人柄のことですが、村上宗隆選手のコメントや姿勢がとても謙虚なんです。
まず、高卒5年目としての年棒がイチローさんや松井秀喜さんよりも6千万多いことについて、このように話されています。
「すごく光栄で、ありがたいこと」
「僕はまだ始まったばかり。肩を並べて野球人生を終わりたいです」
引用元:https://hochi.news/articles/20211220-OHT1T51211.html?page=1
スター選手の5年目よりも多いのですから、少しくらい気が大きくなってもおかしくないと思うのですが、若くしてこの発言ができるのは素晴らしいと思いました。
また、2022年7月・8月に行われた阪神戦と中日戦では、プロ野球史上初となる5打席連続本塁打を達成されました。
その時にも謙虚な姿が見られましたよ。
「史上初ということでこれまで達成できた人がいなかったというなかで、達成できたというのはすごくうれしいですし、自分のなかですごく誇りに思っています。4打席連続の夢を見たんですけど、5打席連続の夢はみなかったので自分でもびっくりしたというか」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/589eb28cdd16bc71d1ef0752070acb853f6e1e95
夢の話をされていて可愛いですね(笑)
少し前の野球界では、坂本勇人選手の女性トラブルが話題になっていましたので、より一層、村上宗隆選手の人格者的なコメントや実績に注目が集まったのだと思います。
ネットでも、村神様の人柄について評価する声が上がっています。
村神様も謙虚な姿勢を見せてるから好感もてる!松井みたいな人格者を目指してほしい!
— 猛虎型フェイト@奈々ちゃん結婚おめでとう! (@nanoha031596) September 9, 2022
村上くんのヒーローインタビュー謙虚でよかった。人柄が素晴らしい。
22歳とは思えない立ち振る舞い本当に尊敬する #村上宗隆— 優花 (@yuhuhagi) September 2, 2022
ヤクルトちゃん、村上宗隆に払えるお金ないやん
巨人が引き取って坂本勇人の教育係にしてあげなよ— ドブネズミ🎀 (@Big6hanshin) September 13, 2022
つば九郎から記念ボード貰っても決して喜びは出さず、謙虚に一礼する姿が素晴らしいよな…。王さんとは時代が違うけど、55本は外国人の記録でしか見てきてないから凄すぎる…。
#村上宗隆— でんすけ_shuji (@densuke_shuji) September 13, 2022
これだけ活躍されていても、おごることなく常に謙虚さを忘れない姿には、私より10歳以上年下ですがもはや尊敬しかありません。
弱冠22歳にして人格者とも言われる村上宗隆選手ですが、年齢なんて関係ないですね。
やはり一流の選手はおごることなんてないのでしょう。そうなったら成長は止まるでしょうしね。
ファンやメディアに愛され『村神様』と呼ばれる所以は、ここにもあると思われます。
ヤクルト村上宗隆は『村神様』と呼ばれることをどう思っている?
スーパープレーが飛び出した時なんかは「村神様降臨!」と言われたりしていますが、村上宗隆選手自身は『村神様』と呼ばれることについてどう思っているのでしょうか。
それについてインタビューで、このように答えられていました。
「僕は人間なので、人間として見てもらえれば嬉しいですね」と笑顔で話した。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/589eb28cdd16bc71d1ef0752070acb853f6e1e95
確かに人間ですけど(笑)返しも上手だな~と個人的に思いました。
謙虚であることに変わりはないのですが「いやいや、そんな!」ではなく、ちょっとおちゃめな感じの返し方が可愛いなとww
こういう部分も、ファンの気持ちを掴むのだろうなと思います。
村上宗隆はいつから村神様と呼ばれるようになったのか?
村上宗隆選手は、いつ頃から『村神様』と呼ばれるようになったのか気になります。
調べてみると、2021年の時点ですでにファンの間でチラホラ呼ばれていたことがわかりました。
そして、世間に一斉に『村神様』が広まったのは、2022年4月5日に行われた中日戦のようです。
今季2号となるホームランを逆方向に豪快に打ち放ったことで、「あれが入るの!?」「村神様降臨!」と世間が騒然となっていました。
村神様ーーー🌈⚾️ pic.twitter.com/pc19HBGeED
— みー🐧 現地応援19勝12敗 (@ys_mic9) April 5, 2022
この動画を見てみて思ったことは、打った瞬間はサードフライかな?と思いました。
・・・が、打球がぐんぐん伸びて結局ホームラン!になるのは、村上宗隆選手だからこそなせる技なのではないかと思います。
以上、村神様の由来や意味、語源等を調査しました。
成績だけではなく人柄も魅力的な村上宗隆選手。
まだまだ若いですし向上心も素晴らしいので、今後ますますの成長と活躍がとても楽しみですね!