2022年9月25日に、世界一決定戦『2022世界バレー』女子大会が開幕!
日本代表のレギュラー選手でミドルブロッカーの島村春世選手が、長い黒タイツを着用していることが話題になっているようです。
通常、膝だけにサポーターを付けている選手が多い中、なぜ島村春世選手は足がほとんど隠れる黒タイツ?スパッツ?を履かれているのでしょうか。
怪我防止でしょうか・・・。
それに左右で長さが違います。気になりますね!
今回は、女子バレーボール代表の島村春世選手が黒タイツを着用している理由について調査してみました。
バレー島村春世のサポーターは黒タイツ!左右で長さが違う!
こちらが日本女子バレー代表の島村春世選手です。

出典:YouTube
明るくかわいい笑顔が印象的ですね!
そんな島村春世選手ですが、着用されているサポーターがロングの黒タイツなんです。

出典:YouTube

出典:Twitter
膝だけのサポーターを付けている選手が多い中、島村春世選手のサポーターは黒いタイツのようで、足首から太ももまでしっかりガードされています。
ここまで足全体をサポーターで覆っている選手は少ないので、遠くからでも島村春世選手がわかりますね!
そして、右足の方だけタイツが長いのも気になります。
まずは、島村春世選手が長い黒タイツを着用されている理由についてご紹介します。
なぜ島村春世は黒タイツを着用してる?理由は何?
バレー島村春世選手が黒タイツを履かれている理由として、考えられることはこちらです。
- 怪我防止のため
- 腰の手術をしている
- おしゃれ
では、1つずつ説明していきます。
①怪我防止のため
基本的にサポーターを付ける理由は、怪我防止のためと言われています。
サポーターを着用する意味として、以下の2点が挙げられます。
- 筋肉や関節への負担を和らげる
- 床との摩擦を防ぐ
このような効果があるようです。
島村春世選手が着用されている黒タイツは、太もも辺りまである「ロングサポーター」ですので、膝だけでなく足全体が上記のような効果を期待できます。
調べてみたところ、バレーボールはジャンプした後の着地の際、立っている時と比較するとなんと約10倍もの負担が体にかかるのだそうです。
10倍ってすごいですね・・・ジャンプする度に大きなダメージを受けるわけですから、じん帯炎になる選手がいるのも納得してしまいます。
島村春世選手は日本の得点源ですから、スパイクを打つ回数が非常に多い選手です。
膝などの間接と足全体の筋肉の負担を軽減させるために、ロングサポータ―を着用されている可能性は高いと思われます。
さらに、バレーボールというスポーツはご存知の通り、ボールを落とさないために床へ倒れこむプレーも多く見られます。
そのため、床と膝が擦れて打撲や擦過傷という怪我に繋がることもあるのだとか。

出典:goo
この画像のように島村春世選手は足全体がカバーされているので、床と膝・太ももとの摩擦も抑えることができますね。
それによって、選手生命を左右する怪我防止のためはもちろん、思い切ってプレーができるというのもあるのではないでしょうか。
②腰の手術をしている
2016年のリオデジャネイロ五輪への出場以降、島村春世選手は腰痛に悩まされ、満足のいくプレーがなかなかできなかったこともあり腰の手術を受けられています。
代表から外れてしまったこともあり、当時は引退も考えたとのことでしたが、リハビリの末、見事本格復帰を果たした、という過去があります。
腰痛に苦しみ、日本代表からも外れ、痛みから満足なプレーもできず先も見えない。このまま辞めようか、と引退もちらついたが手術、リハビリを経て本格復帰を果たした
引用元:https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayuko/20210122-00218760
ロングサポーターの着用は、腰の手術が背景にあるのかもしれません。
腰を痛め代表から外されても、またここまで返り咲いた島村春世選手の根性と努力は素晴らしいですね。
③おしゃれ
左右で長さの違うロングサポーターを付けられている島村春世選手がかっこいい!という声もあります。
サポーターとかスパッツフェチなのか島村選手の格好が凄く好き‼︎
— 音亜 (@momotootoa) September 6, 2015
島村選手の片足ロングサポーター好きよ
— じーにあすすさき (@better___GO) May 21, 2016
両足で長さが違うアシンメトリーでかっこいいということもあり、もしかしておしゃれ?と思う人もいるようです。
アスリート選手の中には、ピアスやネイルなどおしゃれされている人はたまに見かけますよね。
しかしながら、個人的にはこの可能性は低いかなと思います。
というのも、もしファッションでロングサポーターを着用されているのなら、他の選手にも同じようにしている人が多くいてもおかしくないからです。
しかし特に現在のバレーボール業界において、サポーターでおしゃれするというような流行りはないようです。
純粋にプレーのために着用されているのだと思われます。
島村春世の黒タイツの長さが左右で違うのはなぜ?
では、島村春世選手の黒タイツが左と右で長さが違うのはなぜなのでしょうか。
右足のサポーターの方が長いですね。
調べてみたところ、アシンメトリーにされている理由ははっきりとはわかりませんでした。
しかしながら、2022年の過去の試合動画を見てみると少し気になることが。
こちらは島村選手のスーパープレー集動画です。
動画を見てみると、左足でジャンプして右足で着地しているシーンが多いような。
もちろんプロなので、どちらの足でもプレーできる必要があるとは思います。
・・・が、島村春世選手個人の癖だったりチームとしての癖だったりはあると思いますので、全体的に着地する右足に負担がかかる回数が自然と多くなっているのかなと思いました。
真相は不明ですが、足への負担を軽減するために着用していることは間違いないので、この可能性も低くはないと思われます。
ロング黒タイツ着用はバレーのルール上OKなのか?
足全体が隠れるようなロングサポーターの着用は、バレーボールのルール上、問題はないのでしょうか。
調べてみたところ、特にロングサポーター着用に関しての禁止ルールなどはないようです。
島村春世選手は片足だけロングですが、両足ともロングサポーターを付けても問題ないとのことです。
やはり、どちらか負担が多くかかる方に長いサポーターをつけるという人が多いようですが、好みで両足か片足か決めている人もいるそうですよ。
いつから島村春世は黒タイツを着用しているのか?
島村春世選手は、いつから黒のロングサポーターを着用されているのか気になります。
こちらは2017年当時の島村春世選手です。

出典:Twitter
今と同じスタイル、右足だけ足全体が隠れるロングサポーターを付けられていますね。
ではさらに遡ってみましょう。
腰の手術を受けた2016年の島村春世選手の画像です。

出典:Twitter
やはりすでに左右で長さの違うサポーターを着用されています。
調査の結果、2015年からロングサポーターを付けられているということがわかりました。
なぜなら、2015年からファンの人たちが島村春世選手のサポーターについてコメントされ始めていたからです。
女子バレー、少しだけみたけど、島村選手がいぶし銀でいいねえ。黒いスパッツが特殊な仕事する人みたいな感じでまたよかった。
— yamatosh (@yamatosh) August 27, 2015
島村選手のサポーター萌える
— すけた@10/4.5海陸 (@6a23) September 5, 2015
2015年からですから、約7年間ロングサポーターを着用されていることになりますね。
もはや島村春世選手のトレードマークと言っても過言ではないですね。

以上、女子バレー島村春世選手が黒タイツを着用している理由について調査しました。
このような背景を知った上でプレーを見ると、また変わった目線で試合を深く観戦することができると思いますよ。
ついに開幕した2022世界女子バレー!
島村春世選手をはじめ、日本チーム全員をしっかり応援していきたいと思います。