櫻井翔さん主演ドラマ『大病院占拠』第8話にて、界星堂病院の全ての罪「P2計画」を暴くことを青鬼から指示された主人公の武蔵。
いったいP2計画とは何なのでしょうか。
また地下4階(B4)の秘密とは?
今回は、ドラマ大病院占拠のキーワードとも言えるP2計画の内容や関わっているキャストについて徹底考察&予想してみました。
【大病院占拠】P2計画とは何?(※第8話ネタバレ注意)
ドラマ『大病院占拠』第8話にて、播磨院長がP2計画というものに関わっていることを自白したがために、県警本部長の備前に打たれてしまいました。
まさかの県警トップ自らが口封じのために、播磨院長を手に掛けたのは衝撃的でしたね・・・!
さらに人質内にいるスパイは看護師の安芸、警察の内通者(紫鬼)は相模だったことが判明。
看護師の安芸は事務長・大隈の持っていた手帳を盗み、そこからB4へ行くためのパスワードを見つけ出します。
そして長門県知事とともに、青鬼はB4へ向かうのでした。
第9話の予告動画も見てみましょう。
武蔵が「全ては3年前から始まった」と言っていますね。
3年前の出来事というと、第1話でチラッとテレビに映っていた客船に関するニュースがありました。
それが「P2計画」に関係する可能性があります。
第9話以降はこのP2計画というのが、ドラマの鍵になると思われます。
では、青鬼がどうしても突き止めたい病院の罪、つまりP2計画とはいったい何なのでしょうか。
これまでのストーリーから考察してみましたよ!
どうやら大規模計画で闇も深そうです。
P2計画に関わっているキャストは誰?
播磨院長以外に、P2計画に関わっていると思われるキャストはこちらです。
- 長門知事
- 事務長・大隈
- 県警本部長・備前武
- 甲斐正美
一人ずつ見ていきましょう。
①長門知事

出典:大病院占拠HP
第7話では、地下4階(B4)の存在を知らなかった若狭医師や武蔵裕子に対し、長門知事はB4について知っているような様子でした。
地下4階のことを知っている人物ということは、播磨院長と深く関わりがあり、且つP2計画のことを知っている、ということになります。
つまり、播磨院長と同じく長門知事もP2計画に大きく関わっている人物だと予想できますね。
そして予想通り、第8話ではかたくなにB4へ行くのを阻止しようとしていました。
しかしながら、青鬼に連れて来られたのが大隈事務長ではなく長門知事であるあたり、知事がP2計画を知っている人の中で最重要人物であると思われます。
黒幕説もありますね。
②事務長・大隈

出典:大病院占拠HP
これまであまり存在感がなかった大隈さんですが、第7話では怪しさ満点でした(笑)
まず、長門知事の「1人の命より4人の命の方が大事でしょ!」という発言に、「知事のおっしゃる通りだ」と賛同し、シェルターの扉を開けさせないようにしていました。
また、知事と同じくB4の存在を知っているような様子で、B4にアクセスしようとした武蔵裕子に対して「むやみに触らない方がいい」と制止していましたね。
B4について詮索されたくないというか、何かを隠したいような態度が印象的でした。
そして第8話では、大隈がB4へ行くためのパスワードを知っていることが判明しました。
しかも、播磨院長ですら知らないパスワードを、大隈事務長は知っていたんですね。
長門知事もパスワードは知っているようでしたし、この2人の関係性も気になります・・・。
この2人はB4をとにかく知られたくない、と保身に走っている印象でした。
③県警本部長・備前武

出典:大病院占拠HP
備前武演じる渡部篤郎さんほどの大物俳優がこのまま何もなく終わることなんてないのでは?という声が多かったです(笑)
予想通り、備前武が播磨院長を手に掛けた人物でした。
手に掛けた理由も「P2計画」という言葉を院長が言ってしまったからだと思われますから、備前本部長がP2計画に大きく関わっている人物であることは第8話で証明されましたね。
しかしながら、備前本部長は去り際に「私は、自分の信念に従ったまでだ」と武蔵に伝えていました。
さらに「必ず鬼を捕まえてくれ」とも言っていました。
このことから、P2計画というものは絶対に公にしてはならないもので、且つ信念と言っているあたりP2計画は正しいことだと考えている、ということになりますね。
正義のためにしているが、知られてはいけない内容・・・それがP2計画!ということになりますが、正しいのに知られたらダメなんてなんだか矛盾している気もします。
ちなみに、個人的に備前演じる渡部篤郎さんが、ここで離脱するとは意外でした。(早いというか)
P2計画に深く関わっているのは備前より長門知事なのかもしれません。
つまり政府・・・?
④甲斐正美
播磨院長と揉めて亡くなった甲斐正美先生も、P2計画に関わっていることが判明しました。
院長が取調室で、爆弾のタイムリミットに追い詰められ「甲斐先生と一緒に進めていた」と自白していました。
もしかしたら院長と過去に揉めたのは、不倫の件ではなくP2計画に関することだったのかもしれませんね。
【考察】P2計画は感染症のワクチン開発?病院の罪とは…
P2計画とは何か、という予想ですが、新型ウイルス感染症のワクチン開発計画なのでは?と考察する声があがっています。
その理由を説明していきます。
まず、院長とともにP2計画を進めていた甲斐正美先生は感染症の専門医です。
また、ホテルオシマで犠牲になった3人の内の1人、茶鬼と橙鬼の弟は感染症の実験に携わっていた人物ようですね。
さらにドラマ「大病院占拠」第1話でほんの少しだけ客船の新型ウイルス関係のニュースも映っていました。
武蔵が第9話の予告動画で「全ては3年前に始まった」という言葉と関係性がありそうですから、これらはP2計画の伏線だったのではないかと思われます。
つまり、第1話の客船から出た新型ウイルスのワクチン開発、その名も「P2計画」を界星堂病院の地下4階で行っていて、ホテルオシマの3人はすでに感染していて治験の段階で犠牲になった。
そして隠蔽した・・・それが界星堂病院の罪なのではないかと考察しています。
だとしたら、闇が深そうです。
現代社会においても、船とかコロナとかに振り回されてますから、まさに現在の日本を映し出しているようなドラマ内容になっている気がしますね。
動画配信やSNSの怖さみたいなものも、すごくリアルに表現しているドラマだと思います。
P2計画の「P2」とは何?どんな意味?
P2計画の「P2」とは何の略でどういう意味なのか気になります。
これは様々な意見がありましたよ。
P2計画が感染症のワクチン開発計画だと考察した上で、このような考察がありました。
3年前に集団ウイルス感染があった客船、プレミアム・パナケイア号の名前から「P2」としたのではないかという意見がありました。

出典:Twitter
確かに頭文字に「P」が2回出てきますからね。
この可能性は高いと思います。
あとは、感染症が流行るという意味のある「pandemic(パンデミック)」や段階という意味の「phase(フェーズ)」という予想もありました。
どちらも現代社会で聞いたことのある単語ですね。
どういう意味で「P2」と名付けられたのか、今後明らかになっていくと思われます。
大病院占拠のP2計画について世間の予想・考察は?
では、他の視聴者たちのP2計画に関する考察も見てみましょう。
基本的に鬼たちはなるべく犠牲者を出さない方針なのに、播磨はあっさりやられたことから考えてあれは鬼の仕業ではない。
P2計画をばらそうとした為にP2計画関係者に口封じの為消されたのだと予想。
一切の迷いのなさと銃を構えた手から察するに播磨実行犯は丹波かなー?
#大病院占拠— たき@ドラマ感想垢 (@kousatutanosii) February 25, 2023
前にちょっと名前でた和泉指揮官の旦那さん
3年前まで看護師だった淡路刑事の台詞から多分医療従事者で亡くなってる?旦那さんと淡路刑事は船のウイルス感染で治療をしていたとか?
実は和泉指揮官の旦那さんもステルスウイルスとP2計画で巻き込まれた内の1人なのかも#大病院占拠
— 和泉 (@izm_kuran_414) February 27, 2023
第7話
被害者でもあり院長の告白によれば仲間の一人でもある甲斐先生は感染症の専門医…
そしてホテルで謎の死を遂げた三人うちの一人の加賀大輝(茶鬼と橙鬼の弟)も感染症の研究をしていた…
だとするとP2計画は何かしらの感染症に関係する計画なのか?
#大病院占拠— ハヤシ… (@seitaiinhayashi) February 26, 2023
様々な考察が飛び交っていましたが、やはり感染症に関する計画なのでは・・・という声が多かったです。



以上、ドラマ「大病院占拠」の「P2計画」について考察・予想してみました。
このドラマは単なる復讐ドラマではなく、深い闇を暴いていくストーリーでもあるわけですね。
初めは警察VS鬼でしたが、ここに来てP2計画を隠したい人VS暴きたい人、という構図になっている気がします。
第9話以降も楽しみです。